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【体験談】訪問看護での初回訪問は不安があって当然!実際に働いてみた魅力もご紹介!

【体験談】訪問看護での初回訪問は不安があって当然!実際に働いてみた魅力もご紹介!

訪問看護に興味はあるけれども、大変で責任が重いから果たして仕事をしていけるのだろうかと不安な方も多いでしょう。

訪問看護は、もちろん大変なことが多いですが、それ以上に魅力がたくさんある仕事です。
だからこそ、訪問看護師として続けている人もたくさんいます。

今回は、訪問看護でよくある不安について、解決策とともにご紹介していきます。
訪問看護師として働いてきた中で感じた魅力についてもご紹介していくので、ぜひ最後までお読みください。

訪問看護でよくある不安と解決策

訪問看護でよくある不安については、以下の3つがあります。

初回訪問

初回訪問は、訪問看護師として経験を積んでも、緊張と不安の中で訪問する人も多いです。
したがって、訪問看護師の経験がなかったり、浅い人が緊張して不安なのは当然です。
経験を積めば、緊張や不安がある中でもどのようなところを観察して、注意していけばいいかも身についてきます。

また、訪問看護師として働きはじめのうちは管理者が行ってくれる事業所や先輩が同行して訪問している事業所がほとんどです。

それでも、気難しい方で受け入れられるか不安な利用者さんもいます。
訪問看護を利用する方の多くは、ケアマネージャーが付いています。

気難しかったり、訪問看護の必要性を理解していなかったりする人は、初回訪問の際にはケアマネージャーが同行し、そこで再度必要性を話してもらうなどしていました。

また事前に、注意する点や気難しい人なのかをケアマネージャーなどに確認しておけば、対応策を考えられます。

初回訪問が不安な場合には、みんなやってるからと一人で抱え込まずに、管理者や先輩に相談していきましょう。

一人での訪問と判断

訪問看護未経験の方で一番多い不安が、一人で訪問して判断して対応しなくてはいけないことではないでしょうか。
私も看護師専門のエージェント会社に、はじめて訪問看護の紹介について打診されたときには、不安で断ってました。

しかし、病院での忙しさについていけず、デイサービスでの経験で在宅看護の方があっているのかもと思い、訪問看護に意を決して飛び込みました。

もちろん、はじめは判断に迷うことが多かったです。
でも、そのときには必ず電話で連絡し、状況を話して相談をしていました。
事業所によりますが、常勤の場合は大体の事業所で社用のスマホや携帯電話を持ち歩きます。

したがって、一人で訪問しても相談できる環境は整っています。

私の経験では、病院でみんな忙しい中で相談をするよりも、訪問看護に転職して一人で訪問するようになったときの方が相談しやすかった印象があります。

なぜなら、病院では次から次へと仕事があるのに対して、訪問看護では訪問と訪問の間など時間ができることも多いからです。

また、訪問中でも切りのいいところで、折り返しの連絡をくれたりもします。

病院では、相手も動き回っているところで声をかけるのがしづらかったので、私は訪問看護で働いているときの方が、相談しやすかったです。

そして、1年もすれば受け持ちの利用者さんの様子が分かってくるため、一人で判断できることも多くなり、相談回数も減ってくるでしょう。

むしろ、自分の行なう看護にやりがいを見出せるようにもなってきます。
したがって、一人での訪問も必要以上に心配する必要はありません。

オンコール対応

オンコール対応についても、不安に思う方が多いです。

オンコール対応は、夜や休日などスタッフが稼働していないときに、緊急の連絡がかかってくる電話当番なので、不安に思う方も多くいます。
はじめのうちはオンコール当番だと、常に緊張して家にいても休まらないという人も多いです。

しかしこれについても、はじめから一人で対応するわけではありません。
大抵の事業所の場合、同時に緊急の連絡が来てしまった場合のために、二人体制でオンコール対応をしているところが多いです。

したがって、もし判断に迷った場合はもう一人の人に連絡をして、相談してもいいでしょう。
慣れないうちに一人で任せる事業所はほとんどないので、心配しすぎなくても大丈夫です。
事業所によっては、慣れるまで管理者が対応できるように、環境を整えているところもあります。

また、オンコールがかかってくる件数についても、事業所によって違います。

したがって、入職時にどれくらいの頻度でオンコール電話がかかってくるのか、出動はどれくらいあるのかを確認しておくのもおすすめです。

訪問看護の魅力とやりがい

訪問看護は、一人での判断など責任も重いですが、それ以上の魅力もたくさんあります。
次に、訪問看護師として働いてきた中で感じた魅力とやりがいについて、ご紹介していきます。

ひとりの利用者さんと長く関われる

訪問看護では、訪問時間30分〜1時間の間で処置や状態観察などを行なっていくことが多いです。

訪問時間内に、他のことで呼ばれることはほとんどありません。
その時間は、訪問している利用者さんに集中して向き合えます。
入浴介助や処置中に、日ごろの出来事や昔話などさまざまなお話を聞くことも可能です。

状態観察も一人の利用者さんに集中して向き合えるため、念入りに行なうことができます。
私が病院で働いている時には、患者さんの状態について、ゆっくりお話を聞きながらやりたいと思っていました。

しかし、現実は状態観察で患者さんのところをまわるのも、急がないと他の処置の時間に影響が出てしまったり、終わらなくなってしまったりすることが多くありました。
そんな環境が合わずに病棟看護師ではなく、訪問看護に転職したということもあります。

訪問看護では、状態観察と処置を行なえるだけの時間を設定して訪問します。
したがって、特別なことがない限り、病棟勤務のときのような、慌ただしさを感じずに看護を行うことができるのが魅力です。

緊急時に適切な判断で対処できたとき

看護師として、適切な判断をして病院に行った方がいいのか、それとも経過を見ておいた方がいいのか一人で判断して出来たときにもやりがいがあります。

例えば、こんなことがありました。

日ごろから、手や足先は冷たい人だったのですが、訪問すると奥様が「今日はなんか様子が違う」「起きてこないし、元気がない」と言っていました。

体温を測ると34.0℃代、何度測っても同じでした。

日ごろから体温が低めで、手足も冷たくてサチュレーションが測れないことも多い方だったので、判断にとても迷いました。

しかし確かに、意識もうつらうつらしている様子があり、あきらかに違うご様子だったんです。
かかりつけの病院に連絡すると、救急車を呼んできてくださいとのことで、救急車を呼びました。

とりあえず、温められるところから体を温めておき、救急車が到着すると、ご本人は「行きたくない!」と言い始めました。
それでも、「なんにもなければ、帰ってくればいいんだから」と本人を説得し、救急車に乗って、病院へ送り出しました。

やはり、低体温症でそのまま入院となりました。
もともと、体温低めで手足も冷たい人だったので判断に迷いましたが、こうして自分のアセスメントで適切な対処が出来たときには、やはりやりがいを感じます。

訪問看護は思っている以上に魅力がいっぱいある仕事

訪問看護は、一人で訪問して判断して対応をしなければいけないので、不安になる方も多いです。
しかし、はじめのうちは一人で判断してやりなさいという事業所は、ほとんどありません。
分からなかったら、その場で連絡して相談して大丈夫な環境をどの事業所でも整えています。

そして、訪問件数や訪問回数を重ねていくうちに、ひとりで判断できることも増えてきて、それがやりがいに繋がってきます。
不安なことも多い訪問看護ですが、ぜひ魅力に目を向けて訪問看護師にチャレンジしてみてください。

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