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訪問中の自転車・自動車事故の対応について

訪問中の自転車・自動車事故の対応について

今回は、自転車や自動車事故の対応について、ご紹介していきます。

事故なんて、自分は安全運転してるから大丈夫・・・と思っている人ほど注意が必要です。

これを機会に、自分の自転車や自動車の運転を振り返るようにしてみてくださいね。

事故の対応方法

事故が起こった際には、事業所で対応の流れが決まっているところも多く、対応方法について明記されているものが用意されていることもあります。

したがって、入職後に対応方法については確認しておきましょう。

とはいっても、実際どんな感じの流れなのか、イメージが出来ない人もいるかと思います。

今回は、私が勤めていたところでの対応について、まとめてみました。

事故発生 (けが人がない場合)

警察に連絡

事業所に連絡し、指示を仰ぐ

相手がいる場合には相手方の連絡先を聞く

保険会社に連絡

会社内では、その後事故報告書を提出するなどの対応が一般的です。

事故対応時の手順については、会社によって違うので事故を起こした際は会社の対応に沿って行っていくようにしましょう。

未然に防ぐ対策

自動車の場合は、「だろう運転」から「かもしれない運転」をしていくことが大切です。

以下、ウィキペディアで紹介されている「だろう運転」です。

これらを「○○かもしれない・・・」といった「かもしれない運転」に変えていくことで事故を未然に防げるものも多くあります。


  • 右折待ちの状態で前方から直進車が来た場合、「まだ余裕があるだろう」あるいは「譲ってくれるだろう」と判断して右折をする例。
    直進車の速度や距離、反応を見誤って、いわゆる右直事故を起こす可能性がある。
  • 見通しの悪いカーブなどで、「対向車は来ないだろう」と判断して追い越しを行う例。
    正面衝突等を起こす可能性がある。
  • 前方の車を追走する状態で、「急ブレーキをかけることはないだろう」と判断して、十分な車間距離を確保しない例。
    追突事故を起こす可能性がある。
  • 深夜や僻地の道路において、「こんな時/所では歩行者はいないだろう」と判断して、歩行者がいない前提での運転を行う例。
    思わぬところから歩行者が現れて、対人事故を起こす可能性がある。
  • 駐車の際「ここに停めても大丈夫だろう」と判断して、駐車する例。
    その車が死角となり、その死角から飛び出した人を別の車が轢いてしまう、という事故の元になる可能性がある。

引用:ウィキペディア

また自転車の場合、交差点や細い路地を一時停止せずに飛び出してしまいたくなりますが、必ず一度止まり、安全確認をするのも大切です。

自転車の場合は、荷物をカゴなどに積み過ぎるとハンドルなどが取られて、転倒につながる危険性もあります。

訪問看護では荷物が多くなりがちですが、荷物の量についても注意していく必要があるでしょう。

実際にあった事例

次に、実際に合った事例をご紹介していきます。

ご自身にも身に降りかかってもおかしくないので、ぜひ確認しておいてくださいね。

事例1 駐車場所が空くのを待っていたら衝突

車での訪問時に実際に私が経験した事故です。

マンションのお宅への訪問時に、いつも駐車しているスペースにタクシーが停まっていました。

お迎えのタクシーだろうと思い、後ろについて待っていたのですが、そのタクシーが発車する際に、バックをしてきたのです。

ある程度、車間は取って停まっていたので、そんなに下がっては来ないだろうと思っていたのと、後ろに車がいるのはミラーで分かっているだろうと思っていました。

しかし、どんどん前からタクシーが迫ってきました。そして、車のクラクションを鳴らしたときにはすでに遅し・・・タクシーの後方が、私の乗っていた車の前方と衝突しました。

これも私の「○○だろう・・・」といった思考が招いた事故と言っても良いでしょう。

事例2 右折でトラックと衝突

実際に訪問中に別のスタッフが起こした事故の事例です。

こちら側が右折しようとしたところ、前からトラックが直進でやってきて、衝突したという事例になります。

このときの事故の状況の詳細までは私も分かりませんが、バイクでの移動の場合、反対車線の右折車や対向車でバイクが死角に入ってしまうこともあります。

この事故の場合、もちろんトラックの無謀な運転の可能性も考えられますが、トラックから死角に入っており、衝突したといった可能性もあります。

この場合、こちら側も前からの状況が分かりにくかった可能性もありますが「車が途切れたから、多分大丈夫だろう」で右折したのではないかと考えています。

これも、「前から車が来るかもしれない」という「かもしれない運転」で防げた事故の可能性が高いです。

事例3 後ろからバイクが衝突

これはバイク同士の事故ですが、信号待ちで停まっていたところ、後ろからバイクに突っ込まれたという事例を耳にしました。

私もいまバイク移動をしていますが、何回か車に突っ込みそうになったことがあります。

私の場合、気が抜けて完全によそ見運転していた時です。

これもまた「車は停まらないで進むだろう」といった「だろう運転」からくるものでしょう。

私の場合、車間距離をある程度とっているため、事故には至っていませんが、急ブレーキで危ないこともありました。

この他にも、雨の日は車のサイドミラーに傘が引っかかってしまうといった事故を聞いたり、訪問中には左折する車が自転車に当たってしまったのを見たこともあります。

どちらもかなり減速している中でのことだったので、大事には至っていない様子でしたが、自分にも起こる危険性がある事故として意識しておきたい事例です。

まとめ

訪問中の事故の対応について、ご紹介してきました。

今回は自転車や自動車事故でご紹介してきましたが、事業所から近くて徒歩での移動の際も事故がないとは限りません。

また、自分ではどうしても回避できない事故もありますが、大抵の事故は「かもしれない運転」で未然に防ぐことができます。

一歩間違えば命に関わることもあるため「だろう思考」から「かもしれない思考」に切り替えて、訪問時の移動はしていきましょう。

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