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訪問看護ステーションへ転職して1年!訪問看護の魅力を再確認!

訪問看護の魅力を再確認!

訪問看護に転職して1年が経ちました。

転職後1年経った今だからこそ、感じていることをみなさんにご紹介していきます。

訪問看護ステーションへの転職時に検討したこと

私には、4歳になる子どもがいます。

以前の訪問看護ステーションで、面接時には育児との両立の理解を示してくれていたものの、実際に働き始めると子どもが急病のときに休みづらいといったところでした。

そのため、今回の職場を探すにあたっては、お給料よりも育児との両立が図りやすい職場ということで、紹介会社にお願いをして探してもらうようにしました。

そして、今の職場を紹介してもらったのですが、お給料に関しては良いとはいえません。

ボーナスもないです。

しかし、同じくらいの年齢の子を持つ人が多く、子どもが急病でお休みしないといけないときにも、快く休ませてくれる環境に恵まれ、また訪問看護師として楽しく働くことができています。

訪問看護ステーションに転職後のギャップ

今回の転職後でのギャップは、さほどなかったです。

しかし、今までは車移動だったのが今回の職場では、バイクや自転車移動のため夏は暑く、冬は寒くて車移動のときよりも、体力が奪われるところでは、ちょっときついなと感じたこともあります。

また、介護保険の改定などで法律が変わっている部分や会社ごとのやり方の違いについて、多少混乱することもありました。しかし、基本的に訪問看護でやることは同じなので、訪問自体にギャップを感じることはさほどありませんでした。

ただ、以前働いていた訪問看護ステーションでは、私のイメージしていた訪問看護とのギャップが大きかったです。

以前働いていたところでは、管理者の看護観に沿って利用者さんの訪問をする傾向が強くありました。

管理者との看護観が合えば長く続けられたのかもしれません。訪問看護では、管理者との看護観が微妙に違うことで、自分が思うような看護ができないといった状況に陥ってしまう可能性があります。

私の場合、このような経験から好きだった訪問看護も楽しいと感じなくなり、以前の職場は1年ちょっとで辞めてしまいました。

それぞれの訪問看護ステーションの特色や管理者と自分の看護観によって、転職にギャップが生じてくることもあります。

したがって、転職時にはその訪問看護ステーションの特徴を良く知っておくことも大切です。

訪問看護の良いところ

訪問看護でのいいところは、利用者さんとじっくり関われることです。

30分や1時間といった時間制限のある中で、さまざまなケアを行っていくときには、大変なこともあります。

しかし、長期的な視点で見れば、利用者さんの変化を見ていくこともできて、その変化をみていくことがやりがいにもつながってきます。

また、訪問看護には利用者さんのお宅からお宅まで移動があります。

私は、この移動がいい気分転換になって、次の利用者さんのところでまた頑張れる活力にもなっているように思います。

さらに、事業所によって違うかもしれませんが、保育園や幼稚園に通っているお子さんがいる人では、面談などがある場合にお休みという形でなく、訪問がない時間に中抜けという形で面談にいくことができるのも良いところです。

訪問看護でのチームワークの大切さを再確認

訪問看護では、看護師同士のチームワークはもちろんですが、多職種とのチームワークがとても大切だと改めて感じました。

訪問看護の場合、ひとりの利用者さんにリハビリスタッフが訪問しているというのは分かりやすいですが、他にもヘルパーさんが介入していたり、デイサービスに通所していたりします。

介護保険の場合、同じ時間に複数のサービスが入れないので、なかなか会う機会もないため、抜けてしまいやすいところですが、いろんなサービスを使って在宅生活を送っています。

特にヘルパーさんとは、内服の促しや日ごろの自宅での様子の情報共有など、協力が必要になってくることも多いです。

また、ケアの統一といった面でも、事業所間同士の連絡がとても大切になってきます。

そして、そこを統括しているのがケアマネージャーです。

在宅でのチームワークは、本当に幅広く必要になってきます。

そして、それが上手く機能していかないと、利用者さんの在宅生活に混乱を生じてしまうことも経験済みで、現在進行形で四苦八苦しています。

訪問看護は、さまざまな事業所とのやりとりで大変な一面もありますが、このようなチームワークを図っていくところが楽しみのひとつでもあります。

訪問看護ステーションに転職した1年を振り返って

訪問看護ステーションに転職して1年が経ちました。

一度は、離れてしまった訪問看護師ですが、再度訪問看護に戻ってきて改めて訪問看護のおもしろさややりがいを感じています。

訪問看護で働くうえでとても大切なのは、自分の看護観を明確にしておくことです。

病棟勤務では、病院の理念やルールに沿ってやる看護が大きかったですが、訪問看護の場合そのお宅のやり方によってケアの方法も異なりますし、物品も違います。

そして、正解はありません。

例えば糖尿病を持つ利用者さん。

きちんと食事管理をしていくように指導していくのも正解ですが、ある程度なら自分の食べたいものも食べさせてあげて、異常の早期発見に努める・・・。

これもひとつの看護の方法です。

そして、私はそれが在宅の良いところでもあると思って、日ごろ訪問看護師として働いています。

しかし、これは管理者の看護観によって、指導を受ける場合もあります。

したがって、管理者の看護観や会社の方針と違うと自分のやりたい看護と違う・・・といったことに陥りかねません。

そのため、面接時までに自分の看護観を明確にして、入職時には会社の方針などと相違ないところで働くことが、その後訪問看護師として楽しく働けるかも決まってくると実感しています。

まとめ

病院は病気を治すところですが、在宅は生活がメインです。

場合によっては、ご利用者様のQOLのほうを重視して、異常の早期発見に努めることもあります。

在宅での看護はその人がその人らしく、まさしく看護学生のときに習った個別性のある看護ができるのが醍醐味であることを、今回の転職で思い出しました。

訪問看護は、病院での看護師として働くこととはまた違った楽しみがあります。

いま、病院勤務でつらかったり、なんだかしっくりこないという人は、一度訪問看護を経験してみると良いかもしれません。

私は、病棟ではつらくてあまり長く続きませんでしたが、訪問看護での仕事はとても楽しく働いています。

ひとりでの訪問など、多々不安なこともあるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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