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理学療法士の訪問リハビリの転職はどうなの?私の転職理由や勤めてみてわかったこと

理学療法士の訪問リハビリの転職はどうなの?私の転職理由や勤めてみてわかったこと

私は、病院に3年間勤務してから訪問看護ステーションに転職しました。勤めてみて2年経ち、結果的に訪問リハビリはありがたいことに働きやすく、転職して良かったなと思っています!😊

訪問リハビリへ転職を考えている方は

「訪問リハビリって実際どうなんだろう?」

「訪問リハビリは忙しいのかな?難しいのかな?」

このような話を実際に勤務している人に聞きたいですよね。😀この記事では訪問リハビリについて知りたいPTさん向けに、病院から訪問リハビリへ転職した私が訪問リハビリについてや転職してみて分かったことを話していこうと思います!

1. 私が訪問看護ステーションに転職した理由

私は新卒で総合病院へ就職し、3年間勤務していました。その後、他県への引っ越しするために勤めていた病院を退職することに。次の転職先では、経験したことのない訪問リハビリに興味があったので、訪問リハビリを経験した人に話を聞きました。

話を聞いた先輩の中には「訪問リハビリは怖いよ。訪問に行くと患者さんが血を流して倒れていることがあるよ…」なんて脅かされました。😅実際、今までそのようなことは私の場合は一度もなかったです!

訪問リハビリのことを聞いていて「早く帰宅できる」「給料が上がる」など良いなと思ったきっかけはたくさんあります。その中でも理学療法士のスキル的には「患者様の生活環境の中でリハビリをするから実用性が高くなる」と聞いたことが一番自分のきっかけになりました。

たくさんの意見をもらい、転職するなら新しいことに挑戦しようと思ったので訪問看護ステーションへの転職を決めました!

2.訪問リハビリの良いところ

早く帰れる

私の勤務している訪問看護ステーションでは、カルテ記入や書類作成は支給されるiPadで行います。病院勤務の時はスタッフルームのパソコンでカルテを書いてから帰っていました。しかし、パソコンよりスタッフ人数が多いので中々パソコンが空かず…帰られずに待つことも多かったです。😥帰れないけど残業として出していいのか疑問ですよね。

訪問リハビリに転職してからは、自宅でカルテを書けるようになり早く帰れるので、私にとってはとても快適です!😊事務所にパソコンがあるので事務所で作業したい人はそちらでも作業できます。

さらに、私の勤務している所は通勤が直行直帰でした!出勤は、朝礼を画面通話で行った後に自宅からリハビリ予定の患者様の自宅へ直行。帰宅は、最後の患者様のリハビリが終わるとそのまま自宅に直帰します。病院勤務の頃よりだいぶ帰るのが早くなりました。

私はいつも仕事が終わればまっすぐ帰り、着替えてからゆっくりカルテを書いています。自分のペースで業務ができるので、快適で働きやすいです。

訪問リハビリは給料が良い

病院のお給料と比較して、訪問は給料が高いところが多いです。これは転職先としては嬉しいですよね。😉私の場合は、残業代やバイトを含めると病院勤務の給料より10万円ほど高い金額になりました。✨お給料面を気にされている方は、訪問リハビリは良いと思います!

  ・ご家族に話を聞き、生活環境が見えやすい

病院では中々ご家族に会うことができず、自宅の状況を聞けないことや家の状況がわからないことがあると思います。訪問リハビリではご家族と話す場面が多く、患者様の普段の様子やご家族様の介護方法、環境設定をアドバイスしやすいです。

また、家屋のレイアウトや福祉用具の設定をご家族様と相談がしやすく、こちらのサポートやご家族への助言で患者さまの生活につながりやすいです。


3.訪問リハビリの難しいところ

画像所見や情報がない場合がある

訪問リハビリは病院よりも情報が少ないと感じることがあります。訪問の事業所の中でできる限り情報を集めてカルテを作成しますが、画像所見は外部に出せないのかこちらでは確認できません。

患者様やご家族様がレントゲンを写真で撮っている場合は確認させてもらうことはできますが、私は骨折後や術後の訪問リハビリでも、実際にレントゲンで患部を確認したいと思いながら業務をしています。😓

 訪問は病院のように緊急対応できないためリスクがある

リハビリでは患者様の動作能力をあげるために、普段の生活よりも高いレベルの動作を練習する時がありますよね。例えば、寝たきりの方を移乗訓練や起立訓練をしたり、杖歩行自立レベルの方を杖なし歩行訓練するなど。

訪問リハビリはトラブルに対して医療処置がすぐにできない環境です。なので私はバイタル変動や転倒などには、より注意しています!

4.訪問リハビリのよくある疑問と勤めてみて分かったこと

訪問リハビリの情報を集める中でこのようなことを言われたことがあります。

「訪問リハビリは慢性的な患者様だから難しいよ。」

「単独行動だから、成長が止まるんじゃない?」

この意見について勤めてみて分かったことを話します。

慢性的な疾患の患者様が多い?難しい?

私が経験した訪問リハビリの患者様は、病院から退院して自宅復帰直後の患者様や普段の活動量が落ちた患者様などです。割合としては慢性的な患者様の方が多いです。確かに慢性的な状態では著しい改善を求めると難しいかもしれません。😣

私は、慢性的な状態でもリハビリを求めている患者様の為に一緒に頑張りたいので、私の職場選びは患者様の状態で選ぶことはあまり考えていませんでした。患者様の日常は病院ではなく自宅だと思うので、私は慢性疾患が多いことをあまり気にしませんでした。

単独行動だから成長につながらない?

訪問リハビリは、確かに単独行動です。事務所に立ち寄った際に、数カ月ぶりに同僚や先輩に会って「お久しぶりです!」なんてことは良くあります。単独行動が嫌だという人もいれば、私の場合は自由に仕事ができるので良いです。✨

病院勤務の際は、先輩達に治療を見られているのを気にしていたので。😅単独行動だから勉強や成長にならないかというと、その人次第ではないでしょうか?病院勤務で成長できるかも、その人次第ですよね。私の訪問職場は勉強会もありましたし、気さくに相談に乗ってくれる人ばかりでした。

5.まとめ

訪問リハビリに勤めてみた結果、早く帰宅できることや給料が良く人間関係も良かったので私にとっては働きやすい環境でした!もちろん理学療法士として一つの経験になります。✨

訪問看護ステーションは現在多くあり、事業所によっても業務のルールは異なって来るので事務所もいくつか調べることをオススメします。訪問リハビリに興味がある・転職を考えている方の参考になれば幸いです。


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更新日:2023年7月13日

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