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訪問看護ステーションへの復職【1年を振り返って】

訪問看護ステーションへの復職

復職して1年が経ちました。
今回、振り返ってみて大変なことも多かったですが、改めて訪問看護の魅力を再確認しました。

今後看護師としての復職を考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

最初の3ヶ月は訪問看護師としてのコツを取り戻す期間

訪問看護師として働き始めて、ちょうど4年が経ち5年目に突入しました。
復職して1年ですが、その前は育児とのバランスで訪問看護からは離れ、在宅ワークをしていました。

たった1年でしたが、そのブランクは年齢的なところからも大きく、はじめの3ヶ月は訪問看護師としてのコツを取り戻す期間となりました。

はじめのうちは、利用者さんのところでのアセスメントやケアを行っていくところでのコツもですが、一番はケアマネさんなどへの報告のコツを取り戻すのに苦労しました。

基本的に電話での報告になり、ケアマネさんも忙しいので、訪問時の状況を分かりやすく端的に伝えていく必要があります。

1年という短い期間とは言え、そのような報告業務をしていなかったことで、伝え方の勘を取り戻すのに苦労しました。

そのため、ケアマネさんへ報告しなければいけない時には、少し気持ち的にも億劫になることもありました。しかし、1年経ってようやく以前のように連絡をすることができるようになってきています。

3ヶ月から半年は会社のシステムや方針になれる期間

私は今までに2か所の訪問看護ステーションで働いてきており、今のところで3か所目です。

その会社ごとで、記録の方法や計画書・報告書の作成スタイルが違い、入職当初は訪問のコツをつかむのにいっぱいいっぱいだったので、3ヶ月目で訪問にようやく慣れてきた後は、記録の方法など会社の方針に慣れていく期間になっていました。

一番初めに勤めた事業所では、訪問看護のアプリは使っていませんでしたし、今の事業所は独自のアプリを利用しているため、なかなか慣れるまでに時間がかかり、入力漏れや入力ミスなどもこの期間は結構ありました。

いまでも時々入力漏れなどありますが、それでもこの時期に比べてだいぶ減ってきたように思います。

半年から現在までは事業所の成長を考える期間

訪問になれ、会社のシステムなどに慣れてくると、少しまわりにも目が向けられるようになってきました。

そこで次に考え始めたのが、事業所の成長についてです。

まだ、開所して間もない事業所で訪問看護未経験のスタッフも多かったので、全体のスキルアップでケアマネさんからの依頼を増やしていきたいという思いも出てきました。

また以前の事業所と比べて、リハビリスタッフとの情報共有も少なく、リハビリだけで入っている人の状態変化にも気づきにくい状況になっていたので、リハビリスタッフとの連携という部分を自分自身が意識していきました。

私が率先してやっていくことにより、まわりも感化されて後に続いて積極的にスタッフ同士でのコミュニケーションが活発になればと思ったからです。

いまでは、だいぶリハビリスタッフとの連携も取れはじめ、訪問看護ステーションらしくなってきたように感じています。

それに伴い、依頼の方も順調に伸びてきている様子です。

これからの目標

ちょうど復職から1年が経ち、訪問看護という仕事自体や会社のスタイルに慣れてきたところで、マンネリ感を感じているところです。

次のステップを考えているところですが、正直いろんな方向性があって悩んでいます。

いま、考えている方向性では3つあり、まずひとつ目は管理職でジェネラリストをめざしていくか、ふたつ目は私自身ケアマネの資格を持っており、併設して居宅もあるため、在宅でずっとやってきたステップアップとしてケアマネに転身するか、3つ目は訪問看護のスペシャリストとして、新たに資格を取っていくか・・・。

本当にいろんな選択肢があるので、悩むところです。

「訪問看護だと、なかなかキャリアアップできないのではないか」と不安になる人もいるでしょう。

しかし、こうして先の方向性を考えていくと、キャリアアップをしていくことができることは一目瞭然です。

ただ選択肢がありすぎて、私のようにどの方向性に進もうか、悩んでしまう人もいるかもしれません。

この1年で働き方の見直しも・・・

復職当初は、会社がどんな感じなのか、私が訪問看護師として働きながら子育てをどれだけ両立できるのかが分からなかったので、週4日の時短勤務で少し余裕を見て働き始めました。

実際に働き始めて、事業所のスタッフはみんな同じような年齢の子を持つママさんばかりで、お休みも気兼ねなくとれたので、この4月から時短勤務はそのままにして週5日で働き始めています。

1日増えたことで、負担が増えていないとはいえません。

しかし、無理なく仕事を続けることはできています。

病院勤務の場合、時短勤務だとなかなか患者さんの担当を持たせてもらえないことも多いですが、訪問看護の場合だと勤務時間内に訪問を組んで、利用者さんのお宅で看護をするので、ほとんどやっていることはフルタイムで働いている人と変わりありません。

また、今は病院勤務でもあるかもしれませんが、訪問看護では週に20時間以上の勤務では、常勤として働けるところも数多くあります。

そういった面でも、訪問看護には魅力がたくさん詰まっていると、改めて自分自身のこの1年を振り返ってみて感じました。

まとめ

復職して1年経ち、その間に良い経験も大変だった経験もたくさんしてきました。

ただ、1年全体を通して見てみると、良い1年を過ごしてきたなと感じています。

訪問看護師として、利用者さんの看護をしていくことはもちろんのこと、一番はスタッフ同士仲が良く、人間関係に困ることもほとんどなかったのが良かったです。

大変な利用者さんもいろいろとスタッフ間で相談しながら乗り越えてこれたので、とても充実した1年でした。

訪問看護はもちろんその事業所にもよりますが、人間関係のいいところが多いように感じます。
看護師の辞める理由の上位に入ってくるのは、人間関係です。

看護師として働いていきたいけど、病院での人間関係に疲れてしまったという人は、最後の砦と思って、ぜひ訪問看護にチャレンジしてみてください。

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