COLUMN
コラム介護施設は24時間稼働しているので当然夜間も職員が常勤しています。
基本的には正規職員が月に数回ずつ夜勤に入りますが、夜勤専従職員がいるところもあります。
「夜勤中の眠気なんとかしたい」「夜勤が眠くてつらい」という介護職員の声をよく耳にします。
確かに強い眠気はつらいですよね。頭が働かずボーっとしてしまいます。
介護施設にもよりますが、忙しい日は「バタバタしていたらあっという間に朝になった」という感じですが、要介護度が低い利用者が多い施設では、忙しい時間帯ばかりではないので、一通り業務が済むと手が空く時間が結構あります。
夜勤は勤務時間が長く、何もトラブルがない夜勤ですと暇な時間に眠気に襲われることもあるようです。
特にワンオペですと、話す相手もいないので余計にしんどいですよね。
そんな夜勤中に襲われる睡魔にどう対処したらいいのでしょうか。
介護職の夜勤職員はどんな眠気覚ましの方法をとっているのか、実態を見ていきましょう。
寝不足ってわけじゃなくても、ふとした瞬間に眠気に襲われることありますよね。
気持ちのいい瞬間ですが、眠気を我慢するのってかなりつらいことです。
夜勤の介護職員たちはどんなふうに睡魔と闘っているのでしょうか。
それでは、夜勤睡魔撃退法を5つ紹介します。
夜勤の眠気がつらくて・・・という方はぜひ参考にしてみてください。
【夜勤睡魔撃退法】
目がショボショボしてきたら、まずは目薬をさすのが手っ取り早い方法でしょう。
それもクール系の目薬でシャキッとするのが効果的なようです。
ベタですが、コーヒーやエナジードリンクを飲んでカフェインを摂り入れるのも効果的です。
本来カフェインは飲むと眠れなくなるといわれるものですから、眠気が来る前に飲んでおくのもいいかもしれません。
口を動かすのも眠気覚ましになりますから、何かちょっとつまめるものを用意しておくといいでしょう。
できれば、ガム・ハードグミ・せんべい・スルメなど噛みごたえのある硬いものの方がおすすめです☝
朝と同じように洗顔や歯磨きをしてサッパリすればリフレッシュして眠気も覚めるでしょう。
やはり洗顔料もクール系、歯磨き粉も強いミントなどが効果的です。
首や肩を回す、腕を伸ばして前屈する、アキレス腱を伸ばすなどの軽いストレッチで体を動かすのもいい方法です。
体を動かして交感神経を活発にすることで血圧上昇して眠気を覚ますことができます。
また、ラジオ体操は簡単な運動ですが、体全部を使うように作られているので、ラジオ体操を1回やってみるのもいいかもしれません。
普段の業務ではなかなかできないところの掃除をしてみましょう。
汚れているのは気になっていたけど業務に追われて掃除する暇がないというところはあるものです。
夜勤中に手が空いたら掃除する!これで眠気も覚めて綺麗になれば一石二鳥ですよね。
ワンオペじゃなければ他の職員と業務の話や世間話などのおしゃべりをすることで眠気も覚めて、暇な時間も楽しく過ごすことができます。
逆に、話し相手が苦手な人ならなおさら脳内にノルアドレナリンが分泌されるので覚醒作用により眠気はなくなるでしょう。
なんとか睡魔撃退に成功しても、穏やかな夜勤の日は、暇な時間を持て余してしまいますよね。
そしてボーっとしていると再び睡魔が...なんてことにならないように、夜勤での暇な時間の過ごし方を見ていきましょう。
【夜勤中のルーチン作業】
忙しい時間帯にできない書類作成や介護記録の記入も前倒しでできることはいろいろあるはずです。
暇な時間にできることを進めておけば、起床後の忙しい時間に慌てて記入することもないですよね。
介護職は利用者と密に接する仕事ですから、利用者の情報を知ることで日頃の介護サービスが充実します。
例えば、家族構成・生い立ち・現役時代の職業・趣味・既往歴など、知っていればコミュニケーションにも役立ちますし、サービス向上にも繋がります。暇なときは積極的に情報収集したいですね。
介護施設ではさまざまな備品を扱いますので、ストック類などのチェックは欠かせません。しかし日勤の忙しい時間帯にはなかなか手が回らず、使いたいときに無かったということも介護職あるあるです。
夜勤職員が空き時間に備品のチェックや補充をしておけば、早番職員も喜んでくれるでしょう。
暇とは言ってもあくまでも仕事中ですから何時間も暇なわけではありませんよね。ぜひ、これらの方法を実践してみてください。
きっとあっという間に時間が過ぎると思いますよ。
夜勤中に睡魔が強くなりすぎる場合は、過労やストレスが原因であることもあります。無理をせず、適切な休息やストレス対策を行いましょう。
また、睡魔が強い場合は、他の職員と連携し、適切なサポートを求めることも重要です。過度の眠気で作業効率が低下したり、事故につながる可能性があるため、早めに対策を講じることが望ましいです。
夜勤中に襲われるつらい睡魔に対処するためには、睡眠リズムの調整、適度な休憩、栄養バランスの良い食事、軽い運動やストレッチ、環境への工夫などが効果的です。
また、過労やストレスに注意し、無理をせずに、他の職員と連携して対策を行いましょう。これにより、安全かつ快適な夜勤を過ごすことができます。
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