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訪問看護特有の手当ってどんなものがある?手当の注意点についても解説!

訪問看護特有の手当ってどんなものがある?手当の注意点についても解説!

訪問看護特有の手当についてご紹介していきます。

訪問看護は、夜勤がない分お給料が低くなってしまうことが多いです。

しかし、訪問看護には訪問看護での特有の手当があるため、基本給に上乗せして手当をもらえたら、お給料アップにつながるでしょう。

ただし、手当によってはデメリットな部分が出てくることもあるので、それも踏まえた上で今回は解説していきます。

訪問看護の手当でお給料アップを狙っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

オンコール手当|緊急時の連絡担当

ご利用者さまの状態は、24時間365日いつ急変するか分かりません。
元気な人でも、急に熱が出ることもあります。

そんなときの、連絡先としてあるのがオンコールです。
オンコール手当については、以下のようなものがあります。

オンコールの電話を持つだけで手当が出る!

オンコール手当は、電話に緊急の連絡が来ても来なくても、電話を持つだけで手当を受け取ることができます。

相場としては、全国訪問看護事業協会の調査によると1回あたり1000円〜3000円です。

オンコールは、2人で担当するところも多く、その場合メインで対応する人とメインの担当者が対応できなかった時のためのサブの人に分かれます。

このとき、メインの人とサブの人で手当の料金が違うことが多いので、各事業所で確認が必要です。

緊急出動時は別途手当が出る!

オンコール当番になると、電話対応で解決することもありますが、中には緊急で訪問することになる場合もあります。
その時には、出動手当として別途手当が支給されます。

全国訪問看護事業協会調べでは、60分あたり2000円〜5000円あたりが相場です。
出動手当についても、各事業所によって基準が異なります。
したがって、気になる人は入職前に確認しておくといいでしょう。

また緊急出動があった場合、代休がないところは多いです。
夜間から明け方にかけて出動しても、次の日通常通り出勤ということもあります。
めったにありませんが、可能性として頭の片隅に入れておきましょう。

参考:全国訪問看護事業協会「訪問看護ステーションにおける24時間対応体制に関する調査研究事業」

インセンティブ|訪問件数や訪問時間で上乗せされる

訪問看護の事業所で最近多く取り入れられているのが、インセンティブです。
これは、訪問件数や訪問時間である一定の基準以上の訪問をした場合に支給される手当です。
訪問件数を多く回れば回るほど、お給料もアップしていきます。

病棟では、看る患者さんの人数はある程度決まっているため、インセンティブという概念すらありません。
したがって、看護業界では訪問看護特有の手当といえるでしょう。

しかし、注意も必要です。
訪問看護の仕事は訪問して看護をしていくだけではありません。

ときには、利用者さんの状況でケアマネージャーや主治医との連絡調整があったり、書類業務があったりします。
そのため、訪問件数が多くなればなるほどそれらの業務も必然的に増えてくることになります。

お給料がアップすることは、とても魅力的なことですが過重労働にならないように、自己管理が必要です。

エンゼルケア|死後の処置に携わることで手当が出る

エンゼルケアは訪問看護でも依頼されることがあります。
このときにも、訪問看護では手当が支給されます。

相場としては、求人を確認すると1件あたり5000円〜10000円が多いようです。
病棟勤務でエンゼルケアでの手当は、あまり聞かないので訪問看護ならではの手当といえるでしょう。

エンゼルケアに携わることは訪問看護ではあまりないことですが、最期をご自宅で過ごされる人も増えてきているので、このような手当が出ることがあるのを覚えておくのはおすすめです。

マイカー|自分の車で訪問をした場合の手当

多くの事業所では、会社の車で訪問します。

しかし、中には車の維持費削減や社用車の駐車スペースの確保が困難などの理由から、マイカーで訪問することをお願いしている事業所もあります。

その時にはマイカーの借り上げ手当として、手当が支給されます。

また、ガソリン代についても事業所によって異なりますが、支給されることがほとんどです。

したがって、同じ訪問をするのであれば手当の出るマイカーで訪問しようとも思う人もいますが、マイカーでの訪問にはデメリットもあります。

それは、万が一事故などが起こったときです。

通常、社用車であれば保険なども、すべて会社の責任として使うことができます。

しかし自家用車で事故を起こしてしまった場合、保険はその車に掛ける保険なので、すべて自分の責任になってしまいます。

もし、会社側で自動車保険をかけてくれても、仕事を辞めた後などに自分で自動車保険に加入するときには等級が引き継がれるので、そこでの影響は避けられないでしょう。

ただし手当が出るほかに、マイカーの場合は直行直帰などができ、時間を有効的に使えるといったメリットもあります。

このメリットとデメリットを踏まえた上で、検討していくといいでしょう。

まとめ

訪問看護では、病院ではない特有の手当があります。

そのため、基本給以外でのお給料アップを望むことは可能です。

ただし、インセンティブでは過重労働の危険性があったり、マイカーでは事故を起こしたときのデメリットがあったりします。

自分のライフスタイルと、手当を受け取るにあたってのメリットやデメリットとの兼ね合いを考えながら、訪問看護に携わっていけるといいですね。

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