COLUMN
コラムワークライフバランスを保ちながら看護師として働くために、夜勤のない訪問看護師を選ぶ人もいるのではないでしょうか。
とはいっても、オンコールの問題もあるし、どのようにしたらいいのか分からないという人もいるでしょう。
今回は、そんな人のために訪問看護師として働きながらワークライフバランスを保つ方法についてご紹介していきます。
私自身、今回のことを意識して職場を探したことで、現在ワークライフバランスを保って、働くことができています。
ぜひ、参考にしてみてください。
訪問看護師として、ワークライフバランスを保ちながら、働いていくときに大切なのが働き方になります。
訪問看護師が常勤で働いていく場合、勤務時間はその事業所によって異なります。
一般的な、9:00~17:00の勤務というところもあれば、夕方の訪問をしている事業所では、遅めの出勤をし、夕方の訪問をしていくことになったりするところもあります。
常勤の場合は、オンコール必須というところも多いです。
また、非常勤の場合は1件あたりいくらといったお給料形態のところも多く、訪問時間に合わせて出勤し、訪問が終わったら退社するといったところもあるでしょう。
このように、訪問看護は事業所や勤務形態によって、出勤退社時間が様々です。
したがって、自分がどんな形で働いていきたいのか、まずは明確にしていくことが大切です。
私の場合、どのように働き方を決めたかというと、自分が稼ぎたい最低金額をまず明確にして、その上で育児との両立がしやすい事業所を探しました。
夜、主人は帰りが遅いことも多いため、オンコールはやらない方向で考えており、すると必然的に非常勤でないと募集がないことが多いので、非常勤での募集を探すといった方法をとっていました。
非常勤という条件で探していたのですが、週20時間以上の勤務であれば常勤の扱いで、オンコールも取らなくていい事業所を紹介されました。
いまはその職場で育児と両立を図りながら楽しく仕事をしています。
今回の転職前にも、同じように週に20時間以上の勤務で常勤扱いになる事業所を紹介されたことがあるので、訪問看護の事業所ではこのような勤務形態は、意外と多いのかもしれません。
ただし、常勤の場合はやはりオンコールが必須のところが多いです。
お子さんが小さくて、オンコールが難しい場合には、きちんと確認が必要でしょう。
訪問看護師を目指す人の中には、ママさんが多いことでしょう。
そんなときに大切になってくるのが、育児に対する理解です。
こればかりは、入職してみないと分からないということもありますが、仕事をしていく中でも子どもの体調不良などのときには、子どもを優先させたい場合は、育児に対しての理解のある職場を選ぶ必要もあります。
私の場合、紹介会社にまず探してもらうときにも、その点はきちんとお伝えし、面接のときにも面接をしていただいた方には、きちんとお伝えをしてきました。
現在、働いているところはとても理解があり、保育園から連絡が入った場合もすぐに早退させてもらえる事業所です。
しかし、以前働いていたところでは、入職前にきちんと伝えていたのですが、いざ子どもが体調不良になったときには、訪問の調整ができないため、あと一件訪問してほしいだったり、休んだ後には嫌味をいわれるといったこともありました。
このような事業所は一部の事業所のみですが、小さな事業所ではスタッフの人数も少なく余裕がないため、突発的な早退やお休みに対して、臨機応変に対応できにくい事業所も少なくありません。
入職しないと、なかなか見抜けない部分ではありますが、看護師がどれくらい在籍しているのか、子育て世代がどれだけいるのかなどから、総合的にみて判断していく必要があるでしょう。
ワークライフバランスを保ちたいなら、直行直帰できる事業所を選ぶのがおすすめです。直行直帰の場合、一度事業所に立ち寄らなくていいので、プライベートの時間の確保もしやすくなるでしょう。
子育て世代で心配なのが、利用者さんの突発的な対応で訪問時間が押してしまったり、交通事情で遅くなってしまった場合に、保育園のお迎えが遅くなってしまうことです。
これに関しては、直帰ができれば事業所に一度戻ってから、保育園にお迎えにいくよりも早くお迎えにいくことができるようになります。
このように、ワークライフバランスを保ちたいのであれば、直行直帰ができる事業所を選ぶのがおすすめです。
今回は、訪問看護師として働きながらワークライフバランスを保つ方法をお伝えしてきました。
私が今働いている事業所のスタッフは、子育て世代が多くほぼみんな定時で上がって、保育園にお迎えに行っていたり、お子さんがいない人でも、ジムにいったりスポーツをしたりと、ワークライフバランスを保った働き方ができている人が多いです。
訪問看護は、夜勤がない分病院勤務よりもワークライフバランスは保ちやすいですが、私の経験上、やはり事業所によっても大きく違うように感じています。
少人数で回している事業所や、抱えている利用者の人数に対して訪問看護師の人数が足りていない場合には、臨機応変な対応が難しいこともあります。
ワークライフバランスを保ちながら働きたいと思っている場合、休んだ時のフォロー体制などがその事業所はどのようにとっているのか、イメージができる事業所がおすすめです。
ぜひ、今回の記事を参考にワークライフバランスが保てる働き先を選んでみてくださいね。
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