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訪問看護のいいところって何?魅力ややりがいについてもご紹介!

訪問看護のいいところって何?魅力ややりがいについてもご紹介!

訪問看護に興味があるけれども、病院で働くよりも魅力的なところって何?と思っている方も多いでしょう。

今回は、訪問看護のいいところについて、魅力ややりがいも含めてご紹介していきます。

私が訪問看護師をしていて、やりがいを感じたことについてもご紹介していくので参考にしてみてください。

1.訪問看護の特徴

訪問看護の特徴としては以下のようなものがあります。

1.1 1対1でじっくり関われる

病院では、同じ時間に複数の患者を診ていくことになります。

しかし、訪問看護では訪問中の30分〜1時間の間は、その利用者とじっくり関わることが可能です。

ひとりひとりとじっくり関われるからこそ、さまざまな話が聞けてちょっとした体調の変化にも、気づくことが可能です。

またそれだけでなく、利用者のいままでの生活背景なども病院勤務のときよりも見聞きでき、利用者の現在の生活を疑似体験できるところもいいところです。

1.2 病院と違って夜勤がない

訪問看護では、緊急時に連絡がとれるオンコールはあるものの夜勤はありません。

そのオンコールも電話での指示だけで、済むことも多いです。

したがって、夜家を空けられない子育て中のママさんナースなどに、よく選ばれる職場です。

1.3 中~長期的に利用者を見ていくことができる

病院で患者さんを看ていくときは、病気の改善や症状の改善をしていくように看護をしていき、改善したら退院するといったことが多いです。

したがって、患者さんのことがようやく分かったと思ったときには、退院になってしまったということも多いでしょう。

また患者さんのことがよく分からないまま、退院してしまった経験をされたこともある看護師も多いのではないでしょうか。

しかし、訪問看護では利用者の身体観察や症状が悪化したら自宅で対処できればご自宅で療養し、改善のための看護を行います。

その前には病気の悪化を防ぐために、介入もしていきます。

したがって、中長期的に関わることが多く、利用者のことをよく知っていくことができるでしょう。

そして、利用者のことをよく知っていけばいくほど信頼関係も深まり、さらにいい介入ができるようになってきます。

1.4 看護の本質的な部分を取り入れてケアすることができる

特に病院との違いは、生活の場での看護で、物品や薬剤がそろってない中で看護をしていくので、様々な工夫が必要です。

病院では、何かあったら医師に確認して、薬を出してもらうことが可能です。

在宅では、簡単にそれができません。

したがって、なにかあったときには看護技術を駆使して、入院を防ぐために看護の本質的なところでケアをおこなっていきます。

もちろん、必要な時には主治医に連絡し指示をもらいます。

そんなふうに、看護師としてアセスメントをし、看護技術で症状が改善できるのか、医師に相談して判断し、看護技術で改善できると判断したら、それをアドバイスしていきます。

そして、利用者の症状が悪化せずに改善していったときには、ほんとうにうれしくやりがいを感じます。

このように、医療物品や薬剤がそろってないからこそ、看護師の技術が問われ、自分が提供した看護が上手くいったときの喜びは、訪問看護でないと味わえないものでしょう。

2.訪問看護の魅力とやりがいについて

訪問看護の魅力とやりがいについては、以下のようになります。

2.1 自分が必要とされている実感をしやすい

在宅で過ごされているご家族や利用者の中には、なれない医療行為や病状の変化について不安な中、過ごされている方も多いです。

そして、週に1〜2回の訪問を待ちどおしくしてくれている方も多くいます。

私が訪問看護師として、訪問していた時に「待ってたよー」「よく来たね」と笑顔で出迎えてくれる方が多かったです。

また、退室時には「ありがとう」「助かった」「安心した」などと言ってくださることも多かったです。

そんな、利用者の反応から「必要とされてるな」「待っててくれてて嬉しい」と看護師としての責任以上に、病院看護師とはまた違うやりがいをもって働くことができました。

2.2 ルーティン作業がない

病院での勤務の場合、ケアや処置の時間が決まっていることも多く、やり方も決まっていてルーティン作業になることも多かったでしょう。

しかし、訪問看護では病院での看護よりもより個別性を持った看護ができ、状況に合わせてその日その日でケア方法を変えることもあります。

また、入浴介助や内服管理などひとつとっても、それぞれの家庭でやり方が違い、確認すべきポイントなどは同じだとしても、まったく同じ方法で行うことはほとんどないでしょう。

このように、病院の場合は管理上、利用者に合わせて行うのも限界がありますが、在宅では看護師の判断で利用者に合わせてやり方を変えていくことができるところも魅力の一つです。

2.3 病院でのルールに縛られずに看護ができる

少し前述しましたが、病院での勤務の場合管理上、病院や病棟ごとにルールがあります。

内服管理、入浴介助、点滴管理など、病院ではひとつひとつにルールが決められています。

しかし、在宅では利用者がどのようにしたらきちんとないふくできるか、自宅のお風呂で安全安楽に入浴するにはどうしたら良いか、医療従事者がいない中で点滴をしていくにはどうしたら良いか、終わったらどうするか・・・などなど、利用者中心に考えていきます。

そのときに、ルールは存在しません。

もし、ルールがあるとすれば家族のやり方です。

もちろん、そのやり方もご家族と相談して、こちらの方がやりやすいのではないかなど、プロの目線からアドバイスをして変更することも可能です。

このように、ルールに縛られずに利用者や家族にとって最善の方法を常に考えながら、試行錯誤してよりいいケア方法を提供していけるのも訪問看護の魅力のひとつでしょう。

3.まとめ

今回は、訪問看護のいいところについてご紹介してきました。

訪問看護は、本当に利用者の病気や症状の変化を間近で看れて、それを看護の本質を使って改善に向けられる、看護師としては本当にやりがいのある職場だと感じています。

ひとりで訪問するため、不安なことも多いですが、ひとりで訪問して看護をするからこそ得られる魅力ややりがいとも思っています。

私は訪問看護師になって、看護師として利用者に必要とされていることや、やりがいに魅了されてしまいました。

ぜひ訪問看護師になって、みなさんにもこの看護の本質の部分を使った看護を提供して、看護師としてのやりがいを体験してみてください。

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