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【仕事の内容】訪問看護師を選んだ理由とは?良かったことや大変なこともご紹介

訪問看護師を選んだ理由

訪問看護師という仕事は、ひとりで訪問するため責任も重大で、大変と思っている方も多いでしょう。

確かに、一人での対応をすることが多いので大変なことも多いです。しかし、看護師としてのやりがいも多いのが訪問看護師です。

今回は、訪問看護師をしている人がなぜ訪問看護を選んだのか、そして訪問看護師が向いてる人などについてもご紹介していきます。

訪問看護師の仕事内容とは?

訪問看護師の仕事は、自宅で医療が必要な方や病状の経過観察が必要な方のために、診療の補助や日常生活の世話を行う仕事です。

仕事内容については以下のようなものがあります。

  • 健康状態のチェック
  • 日常生活のサポート(入浴介助など)
  • 家族への相談対応
  • 医療的ケア(胃ろう管理、バルーンチューブ管理、在宅酸素管理など)
  • 内服管理
  • 病状悪化の防止
  • 認知症者の看護
  • リハビリ
  • ターミナルケア など

訪問看護師は、基本ひとりで利用者宅をまわり、上記のようなケアを実施していきます。

助けを求めるのも、病棟での勤務よりも難しい環境です。

しかし、それでも訪問看護師になる人は、訪問看護という仕事の魅力を知っているからです。

訪問看護師としての魅力は、病棟での看護師で看護観が様々あるように人によって違います。

訪問看護師に向いてる人

訪問看護は、病棟での仕事の考え方では上手くいかないことも多くあります。

したがって、訪問看護師に向いている人と向いていない人がいます。

訪問看護師に向いている人は、以下のような人になります。

  • 患者さんやその家族の背景を知り、一人ひとりにしっかりと向き合える人
  • 「正解」を押し付けるのではなく、相手の状況や考え方に合わせて柔軟に対応できる人
  • 所属・職種の壁を越え、一緒に利用者を支える仲間とスムーズに連携できる人
  • 自分のペースで看護をしたい人

訪問看護師は、看護をしに自宅に行きますが、利用者様からすると日常生活を送っている中で、週に1〜2回30分〜1時間、看護師に様子を見てもらうといった感覚です。

もちろん、看護をしてもらうのですがあくまでも生活が主体となっています。

したがって、訪問看護師は病棟で働いていたとき以上に利用者様やその家族の背景、どんな生活をしているのかを考えることが必要になります。

そして、訪問看護師として仕事をしていくうえでは、日常生活の中で行っていくのにどのようにしたらできるか、工夫が必要です。

ときには看護師として「正解」としていたことが通じないこともあります。

実際、日常生活の中で毎日行うのは利用者様やその家族です。看護の知識や技術がない方が行うのは大変です。

資格を持っていたとしても、毎日行うのは本当に大変なことです。

したがって、その看護師としての「正解」を完全にできなくても、ここは確実に行ってほしいというところだけピンポイントでやってもらうなど、柔軟な考え方も必要になります。

訪問看護師を選んだ理由

現在、訪問看護師としている看護師さんたちはどのような理由で、選んだのでしょうか。

  • 子どもが小さく夜勤ができない
  • もっとじっくり患者さんと関わりたい
  • 日勤だけの仕事がしたい
  • 在宅医療に興味がある など

訪問看護師は、病棟と違って利用者様の訪問時間に合わせて看護や医療を提供していきます。

したがって、病院での勤務よりも残業が少なく、小さな子どものいるママさんナースは、仕事との両立がしやすい仕事といえます。

また、病棟では慌ただしくあまりじっくりと関われなかったという看護師が、患者さんと向き合ってケアのできる訪問看護師を選ぶことも多いです。

退院支援で関わっていた看護師が、退院後その患者さんがどのような生活をしているのか気になり、訪問看護師を選ぶということもあります。

訪問看護師のやりがい

訪問看護師のやりがいについては、以下のようなところがあります。

  • 利用者様とじっくり長期的に関われる
  • 看護技術を使って、利用者様の症状の改善を実感することができる
  • 利用者様からの感謝の言葉などを直接受け取ることができる
  • 病院で行っていることを自宅で行う際の代替案が見つかって、上手くいくと嬉しい

訪問看護師は、病棟で働いていた時よりも生活背景なども見ながらじっくりと関われます。病気だけでなく、生活全般も踏まえた援助が必要になり、様々な視点が必要なのは大変ですが、それだけ密に関わらせていただけることにやりがいも感じます。

また、病院では設備や備品がそろっています。

しかし、自宅では設備や備品がそろっていないところもあります。そんなときは、自宅にあるもので行っていきます。

そんなとき、自分が考えた代替案でおこなうことで、次の訪問のときに上手く行ったことを聞くととても嬉しく感じることもあるでしょう。

この感覚は、病棟で働いている時にはなかなか感じられないものです。

訪問看護師の大変なところ

訪問看護師の大変なところとしては、以下のようなことが挙げられます。

  • ひとりで対応しなければいけないことが多い
  • オンコールが大変
  • 体力面できつい
  • 家族とのやり取りが難しい
  • 訪問看護ステーションによっては人手不足で大変
  • 在宅では設備が整っていないことがある
  • 看護だけでなく介護業務を行うことがある など

訪問看護師の大変だと思う理由の多くは、ひとりでの対応と体力面です。

基本ひとりでの訪問なので、何かあったときにはひとりで対応しなければいけません。

しかし、実際ひとりでの対応に困ったときには、常勤では社用携帯を持って行動するので、相談したり必要であれば、手を貸してもらうことも可能です。

それよりも、問題なのは体力面でしょう。

訪問看護は、暑い夏の日も寒い冬の日も訪問に行きます。夏場は、暑い外から涼しい部屋へ、冬は寒いところから暖かい室内へということを繰り返し、体力を奪われることもあります。

それに加えて、訪問時には入浴介助を行うこともあります。ほぼ自立している人から全介助に近い人まで、自宅のお風呂に入れます。

そういった面では、体力面で大変で辞めてしまうといった方も多いです。

まとめ

訪問看護師は、ひとりで判断して援助していかなくてはいけないから不安で、次の就職場所にするか悩んでいるという方も多いでしょう。

今現在、訪問看護師として働いている人のほとんどは、はじめにその思いを抱いています。しかし、訪問看護師として経験を重ねていくうちに、ひとりで判断できることも増えてきて、自信をもって働けるようになってきます。

訪問看護師は大変なことも多いですが、それ以上に喜びややりがいもある仕事です。

訪問看護師をしてみようかと、悩んでいる人には、ぜひチャレンジしてほしいです。

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