横浜・川崎・地域密着の介護看護の派遣紹介ならテオケアワーカー
theo careworkerの新着情報

COLUMN

コラム

【介護スタッフの一日】早番シフトの流れとメリット

早番介護職の一日の時間の流れ

介護施設で働くスタッフにとって、シフト制の勤務は日常です。その中でも、特に「早番」のシフトには独特の特徴があります。今回は、介護職としての経験を元に、早番シフトの一日や、そのメリットについて詳しくお伝えします。

介護職を目指す方や、既に働いている方にも参考になる内容です。

【介護施設】一日の時間の流れ~早番編~

24時間体制の介護施設では、早番・遅番・夜勤の3交代制か日勤(中番)が入った4交代制が一般的です。

介護施設はシフトが4つあるので、自分の働きたい時間に合わせて選べるのは仕事探しの上でとても魅力的だと思います。

これから介護職に就きたいと思っている方は、「介護職ってどんなの?」という疑問や「介護職って大変?」という不安や心配があると思います。

元介護士の筆者がこれまでにグループホームの日勤編、夜勤編をご紹介してきましたので、今回は早番について業務内容や早番のメリット・デメリットなどを分かりやすくご説明します。

ぜひ、就職・転職の参考にしていただければと思います。

時間ごとの仕事の流れ【業務内容】

7:00~ 出勤

夜勤職員と申し送りをして、状況に応じて朝食の準備または起床介助の手伝いをします。

7:30~ 起床介助・排泄介助・更衣介助・朝食準備

順番に居室を回り声かけをします。必要に応じて起き上がり介助をします。

自立している利用者は、声かけをして各自トイレに行っていただき、必要な方には排泄介助・更衣介助をします。洗面・更衣が終わった方から席に誘導します。

7:50  バイタルチェック・朝食配膳

順番にバイタルチェックをして、全員席に着いたら朝食配膳します。

8:00  朝食・食事介助・服薬介助・口腔ケア

できる限り自分で食べていただきますが、必要な方は介助します。

食べ終わったら、間違いのないように注意しながら服薬していただき、口腔ケアをします。

8:30  朝食片付け・洗濯・居室掃除

下膳し、食器洗いなど片付けをしたら、洗濯・掃除をします。

動ける利用者は、声かけしながら一緒に手伝っていただきます。

9:00  午前の体操・運動

利用者のレベルに合わせて、ストレッチやラジオ体操、ボールやタオルを使った軽い運動を行い、身体機能の低下や脳機能の低下を予防します。

10:00  休憩タイム

運動が終わったら、ひと休みです☕お茶、コーヒーを配り、レクの用意をします。その間に早番職員は入浴準備をします。

10:30~ 入浴・レクリエーション

グループホームは1ユニット9人なので、1日に3人ずつ入浴を行う所が多いようです。入浴以外の利用者は中番、遅番職員とレクリエーションを楽しみます。

12:00  昼食・服薬介助・口腔ケア

昼食前にトイレ誘導し、全員が席に着いたら配膳します🍲

食事が終わった利用者から服薬介助・口腔ケアをします。

13:00  昼寝・自由時間

昼食が終わると、リビングでテレビを見たり、居室に戻りお昼寝をしたり、各々自由に過ごします。

また、自立支援の一環として、比較的しっかりした利用者は、職員と一緒に食後の食器洗いや、洗濯物をたたむなどの家事を手伝ってもらいます。

14:00  午後の体操・運動

お昼寝が終わったら、午後も軽い運動をします。

15:00  レクリエーション・記録業務

中番・遅番職員がレクを担当し、早番は利用者と話をしながら、今日の介護記録や業務日誌の記入をします。時間があれば残っている雑務を片付けます。

16:00  早番退勤

早番シフトのメリット

1. 時間の有効活用ができる

早番の勤務は、朝早く始まり昼過ぎに終わるため、その後の時間を自由に使えます。家事や買い物、趣味の時間など、自分の時間を持ちやすいという点が魅力です。特に家庭を持つ介護職員にとって、子供の帰宅時間に合わせて仕事を終えられることは大きなメリットです。

2. 朝の静けさの中で集中できる

早番の勤務時間は、まだ他のスタッフや利用者さんが少ないため、比較的静かな環境で仕事をスタートできます。落ち着いた雰囲気の中で利用者さんとの関わりに集中できるのは、早番シフトならではの利点です。

3. 身体への負担が少ない

夜勤に比べて、早番シフトは身体への負担が少ないです。生活リズムを崩すことなく働けるので、体調管理がしやすく、長期的な健康維持にもつながります。特に、夜型が苦手な方には早番シフトが向いていると言えるでしょう。

4. 介護施設全体の流れを理解できる

早番では、利用者さんの朝の様子から一日の始まりをサポートするため、介護施設全体の流れを理解しやすくなります。利用者さんの一日を知ることで、より適切なサポートができるようになり、スタッフ同士の連携も深まります。

5. 介護現場でのやりがいを感じやすい

早番シフトでは、利用者さんが元気に一日をスタートできるよう手助けすることが主な役割です。そのため、利用者さんの「ありがとう」という感謝の言葉を聞く機会が多く、やりがいを感じやすいです。利用者さんが笑顔で一日を始められるのを見ると、こちらも元気をもらえます。

早番シフトのデメリットと対策

もちろん、早番にはデメリットも存在します。しかし、それに対する対策を知ることで、快適に働くことができます。

1. 早起きの習慣をつける

早番は朝6時や7時からの勤務となるため、早起きが必要です。最初は慣れないかもしれませんが、生活リズムを整えることで、徐々に朝の早さにも慣れてきます。また、前日にしっかりと睡眠をとることが重要です。

2. 交通手段の確保

朝早く出勤するため、公共交通機関の運行時間に合わせて準備をする必要があります。車通勤ができる方は良いですが、そうでない場合は前もって交通手段を確認し、早めに家を出ることがポイントです。

3. 他のスタッフとの連携

早番は、特に夜勤や遅番のスタッフとの連携が重要です。引き継ぎがうまくいかないと、利用者さんのケアに支障が出ることがあります。そのため、コミュニケーションを大切にし、報告・連絡・相談をしっかりと行いましょう。

早番勤務で健康な毎日

早番のメリットは分かっていただけたと思います。

お子さんがいる人は難しいかもしれませんが、これから介護職に就こうと考えている人は、一度早番勤務を経験してみてください。

最初は辛いと思いますが、慣れてしまえば早起きは気持ちよく、体が軽く感じるようになると思います。

食欲も増して、食事がより美味しく感じますし、夜は寝付きも良くなり質の良い睡眠が取れるようになります。

結果、お肌の調子やお通じも良くなって、健康的な体で毎日を過ごすことができるのです。

働くならイキイキと笑顔で働きたいですよね!

特に介護職は元気と笑顔が大事な職業ですから、体調管理がとても大切です。自分が健康でなければ人のお世話はできないですからね。

早番のみで働くことに興味のある方はこちらから

  • コラムカテゴリー : 介護

関連記事一覧

ご登録・お問い合わせはこちら

050-5482-3255

受付時間 9:00〜18:00